今日のちょっと一息

人生皆師 楽しく生きよう!

イオン飲料は便利だが・・・・

「子供にイオン飲料をずっと飲ませているけど、イオンだし、体に悪いものではないから別に飲みすぎとかは気にしなくていいよね?」

 

そんな相談を受けました。

 

医薬品登録販売者の資格を持っている身としては応えられないと恥ずかしい!

 

薬の知識とは少し離れていますが、以前、興味本位で勉強していた知識が役に立つときが来ました!!!いろいろな事に興味を持って勉強してるといつか役に立つことがありますね。

 

では、イオン飲料は何も気にせずに飲んでも大丈夫なのか!?

 

答えはNo。

 

子供に日常的にスポーツドリンクを飲ませている親もいるが、飲み過ぎで「かっけ」になる子供が離乳期を中心に増えているようです。

 

「かっけ」とは、ビタミンB1欠乏症の一つ。手足のしびれやむくみ、歩きにくさが出たり、一人で座りづらいといった神経症状が出ます。なんと、重症化すれば心不全にまで発展するだとか。そこまでいくには毎日のように飲み続けていないと無理かもしれないですが・・。

 

じゃあ、何がビタミンB1を減らしているのか。それは、スポーツドリンクの中に入っている糖分。ビタミンB1は体の中で糖を分解してエネルギーを作るために必要とされています。

 

運動する際のエネルギー補給であったり、下痢とか熱が出た時に汗をかいて失った塩分と糖分を一緒にとることで体への水分吸収を促進するため、その時に飲む分には問題ないですし、医者が勧める場合もありますよね。

 

そういう状況ではないときに、子供がスポーツドリンクを飲むと塩分で喉が渇き、どんどん飲んでしまいますよね。さらに小さいうちから甘い飲み物になれてしまい、ほかの飲み物を受け付けなくなる。スポーツドリンクは一時的な飲み物として上手に付き合っていく必要がありますね。

 

(当然ながら、大人でも多量に摂り続けることは体に悪いです。)

 

普段の水分補給は「水」や「麦茶」で補給。運動時や脱水が疑われるような状況が予想されるときにイオン飲料。うまく付き合っていきましょう!

 

ということで、何事も適量が大切!!

 

今日のちょっと一息

「起きて半畳寝て一畳、天下とっても二合半」ってはいうけれども、欲がでる。

 

 

でも、イオン飲料は便利!