今日のちょっと一息

人生皆師 楽しく生きよう!

膨大な情報に困惑してしまいますね。

「療育」についてのネットニュースなどを見ていると、様々な考え方が山のようにあります。最近、私が気になった記事は「療育をしない!が正解!」という具合のタイトルがついた記事。タイトルだけを見た時には「おお!俺が子供に受けさせていることは間違いなのか!?」と一瞬気持ちが揺らぎました。

 

子供の療育について悩んでらっしゃる方は「発達障害」「療育施設」「療育 効果」

などいろいろな検索をされていると思います。検索したものはいいものの、膨大な検索結果の中から正確な情報を読み取らなければいけません。でも、何が正しいのか判断がつかない。私だってそうでした。今でもそうです。私の子供に関して言えば、早期に障害が分かり、療育を受けられたおかげで、少しずつではありますが、本当に少しずつではありますが、成長してくれています。冒頭のネット記事でもあったように、実は療育というものが必要なかったのかもしれません。放っておいても自分の力で周りの状況を理解しながら成長していけたのかもしれません。でも、療育のおかげで成長できたのは事実。困り果てていた私と妻の気持ちがだんだん楽になっていったのも事実。ネット記事に対して否定的な考えを持っているとかそういうのでもありません。「そういう療育の方法もあるんだね。勉強になった。」という感じでしょうか。

 

療育を受けているお子さんの状況が芳しくなく、今の療育が本当にあっているのか悩んでいる親御さんもたくさんいる事でしょう。そんな時に冒頭の記事なんかを見ると心が揺れると思います。揺れますよね。揺れますよ。私も揺れました。ブレないほうがおかしい。人間の本能です。でも、それだけ子供のことをちゃんと考えている証拠ですよね。だからこそ、膨大にある情報を理解して、子供にとって何がベストかを選択できる力を親が身につけないといけないと思っています。療育で一番変わるのは「親」かもしれません。私自身がそうです。一番変わったところと言えば、いろいろな事に興味を持ってそれを吸収しようとしているところでしょうか。今までは何かあっても「我関せず」「興味なし」「自分にとってプラスにならないことは排除」という考えでしたが、子供と療育を経験していくうちにそれではダメだと気付いたんですよね。自分の子供の事だけを考えていてもダメ。障害がある以上、誰かのお世話になることは必須。(障害が無くてもそうですが・・・。)そうなると自分の身の回りに起こることに対して何かしら行動できないといけない。行動するためには考える。考えるためにはネタが必要。だからいろいろな事に興味を持って自分の中に吸収して、それを出していかないといけない。

発達障害の子供であろうが、普通の子供であろうが基本的に育て方は変わらない。発達障害の子供のほうがいろいろなアプローチをしてあげて、少し手間をかけてあげる必要があるだけ。だから親がいろいろなアプローチができるようにならないといけないのではないかと思っています。

 

ここまで、いろいろと書いてきましたが、結局は子供に対して一生懸命になっていれば必ず子供は応えてくれるはずです。子供はちゃんと見てくれています。一生懸命にやったものの、間違った選択をしてしまうかもしれません。でも、それが悩みに悩んで出した結果そうなってしまったのであればそれは仕方のないことだと思いますし、そうであったとしても長い目で見た場合、それがあったから良い方向に進んだと思える日が絶対に来るはずです。悩む、間違うのは「当たり前」。「当たり前」の反対は「有難う」。良い方向に進むのは「有難し」。すべてに感謝していきましょう。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。皆さんの何かしらのお役に立てれば幸いです。感謝。

 

 

今日のちょっと一息

「間違いと失敗は我々が前進するための訓練である!!!突撃じゃー!!」