心の在り方を考えてみた
突然ですが、皆さんのお住いの天気はいかがですか?
おや?「晴れていい天気!」とお答えになった方はいませんか?
逆に「大雨で天気悪い!」とお答えになった方はいませんか?
私の住んでいるところの本日の天気は「雨」です。
「いい天気」「悪い天気」とよく言いますが、天気に「良い」も「悪い」もありません。それを決めているのは私たちの心の問題だということ。
偉そうに言っている私も、生まれて何十年と天気に「良い」「悪い」をつけていました。私の仕事は天気に左右されることもあるため、仕事を始める前に「今日は、雨かぁ。最悪。今日の仕事の目標が達成できない・・・・。」などよく言っていました。
そんなとき、私の上司から言われたことが、
「天気に良いも悪いもなよね。良い悪いを決めているのは自分の心。今日のあなたにとって、雨は都合が悪いかもしれないが、ほかの人にとっては恵みの雨かもしれない。晴れ、雨という一つしかない事実をその人が置かれている状況で良いとか悪いとか言ってるだけだよね。」と。
この話を聞かされた直後は、「何を言ってんだ!この雨のせいでどれだけ損失が出るんじゃい!!!!」みたいな汚い心の声が響いていました。(このころはまったくもって素直さが足りなかったと反省してます。)
ただ、時間が経つにつれて言われていたことをだんだん理解し始めました。それも、次男のおかげかもしれません。
以前のブログでも書きましたが、次男は障害を持って生まれてきました。
次男は障害の特性もあってか、超素直です。将来、悪い奴に騙されるのではないか?というくらい、人の言うことを真面目に受け取ります。
ただ、小学校に行きだして、周りの友達の影響を受けてか、最近は少しだけ色んな知恵がついてきたみたいで、セコいです。( ´艸`)(まあ、これも成長の証www)
そんな次男に、例えば「部屋のドアが開いたままになってるから、閉めてきてくれない?」とお願いすると、「はーい。」と言って閉めてくれ、「閉めてきたよ(笑顔)」とやってくれるんですね。
それに対して過去の私なんかが同じお願いをされると、「はぁ?!自分で閉めにいけや!」と言いながら足音をドンドン鳴らし、しまいには「バーン!」と大きな音を立ててドアを閉める始末。結果、雰囲気悪くなり、頼んだほうもイライラして、悪化すればケンカになってました。
「ドアを閉めてくれない?」という頼み事。1つの目の前の事実に対しての応え方一つで、そのあとの結果に大きな差が生まれるんですよね。
冒頭の天気の話でもそう。「雨」という1つの目の前の事実に対して、どう考え、どう動くか。
尊敬する上司の話、次男の行動から学んだ大切な事でした。
「心を鍛える」
何かの達人みたいな感じになり、自分で言うのもおこがましいですが、今の大変な世の中だからこそ、前向きに考えていきたいものですし、一人ひとりが意識していかなければならないことだと思いました。
今日のちょっと一息
「いやー、今日はいいロードバイク日和だ!!気持ちいぃ!!!!」